たべもの記念日で作りたいのはアンパンマンのような世界なんです。

アンパンマンって毎週毎週個性的な食べ物のキャラクターが出て来るじゃないですか。

そのキャラクター同士がお互いの美味しいものを振る舞ったりプレゼントしたり、時にはコラボしたり。
街中の人に振る舞って笑顔であふれたり、そんな日常があるんですよね。

もしかしたら放送されない中で毎日毎日そんな光景が繰り広げられているんだと思うんです。

僕の友人にも、うどんアーティストの小野ウどんさんっていううどん職人がいます。ウどんをロックのリズムに合わせてこねて切ってのパフォーマンスするんです。初めて観た時、この人はアンパンマンの世界から出てきたんじゃないかなって衝撃を受けました。
他にも、甘酒探求家やご当地レトルトカレーマニアなど、僕の周りにはたくさんのとある食べ物に特化した個性豊かな人たちがいます。
そんな方と一緒にいたりその人の話を聞いたりして食べる時間が一番幸せです。

もっともっと食べ物を個性豊かに発信する人たちと出会いたいなって思ってます。

【日本初の食べ物の記念日に特化した食文化発信ポータルサイト「たべもの記念日協会」公式サイト、1月20日オープン!】

アンパンマンの世界はお金がありません。でもみんな生きています。
愛と勇気だけが友達のアンパンマンの世界は、食べ物を分けたり振る舞ったりする愛でできています。

また、季節に応じたキャラクターたちが主役になります。冬が近づけばシチューおばさんが毎年のように登場し、6月4日「虫歯の日」が近づくとハミガキマンがまるで年1のレギュラーのようにでてきます(食べ物ではないけど(笑))。

季節と出会いと個性が入り混じり、食べ物と愛にあふれた平和な世界。
それがアンパンマンの世界であり、たべもの記念日も似たような世界観を感じています。

季節や旬を重んじるたべもの記念日。
まだ知らない珍しい、絶品なご当地食材に出会えるたべもの記念日。

幼少期の時に大好きで今もずっと愛しているアンパンマンは、私の根底に根付いているのかもしれません。
たべもの記念日で創りたい世界は「アンパンマンのような世界」。